<ロッテ-西武>◇8日◇QVCマリン

 ロッテが4点ビハインドを雨に救われた。

 左肩の張りを訴えた8月24日以来の復帰登板となる、古谷拓哉投手(32)が先発。2回に先頭からの3連打や自らの悪送球などで、一気に4点を失った。しかし、2回裏の攻撃中に雨が激しくなり、32分間の中断の後ノーゲームとなった。

 伊東勤監督(51)は「投手のやりくりが大変だから、やるなら5回まで成立させたかったし、これは最悪の形。でも試合には負けていたから、その意味では救いの雨だったのかも」と複雑な表情を浮かべた。