<ヤクルト6-12広島>◇12日◇神宮

 シーズン最多55本塁打に並んだヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)は4試合連発ならず、日本記録更新は持ち越しとなった。4打席目に中前打を放ち、3打数1安打だった。

 広島の先発は今季1本塁打を放っている野村。

 1打席目

 1点を追う1回1死走者なし。フルカウントから変化球を見極め、四球を選んだ。

 2打席目

 5点を追う3回2死二塁。2ボール2ストライクからチェンジアップを打ち、遊ゴロ。

 3打席目

 9点を追う6回1死走者なし。高めの直球で1ボール2ストライクと追い込まれた後、97キロカーブに手が出ず、見逃し三振。

 投手が交代し、左横手投げの河内。

 4打席目

 8点を追う8回1死一塁。スライダーを連続で空振りして2球で追い込まれた後、内角球をコンパクトにさばいて右中間に落とした。代走を送られてベンチへ退いた。