<日本ハム1-15楽天>◇22日◇札幌ドーム

 日本ハムのルーキー大谷翔平投手(19)が9回の守備から途中出場した。左翼に入ると、無死一、二塁の場面では楽天西田の左前打を処理して素早く本塁へワンバウンド送球。二塁走者の銀次を本塁で今季7個目の補殺。「いい守備ができたし、良かったかなと思います」と話した。その裏の攻撃では先頭で二塁内野安打を放って出塁。16打席ぶりの安打となったが、得点にはつながらず「いいきっかけに、なってくれればいい」と前を向いた。

 この日は試合前にブルペンで43球を投げ込んだ。すべてセットポジションからの投球を確認。「セットができていれば、しっかりワインドアップもできる」と、前回登板の15日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で出た課題の克服に努めていた。