広島菊地原毅投手(38)が、今季限りで現役を引退することが、28日発表された。

 菊地原は相武台高から、92年ドラフト2巡目で広島に入団。01年に78試合に登板し、当時のシーズン最多登板タイ記録を達成。04年オフにオリックスに移籍し、05年にはリーグ最多の71試合に登板し、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した。

 10年オフに、広島に復帰するが、11年に左アキレスけんを断裂。12年は育成選手となったが、シーズン途中で支配下登録され、今季は6年ぶりの勝利を挙げるなど、13試合に登板し、1勝1敗、防御率4・63の成績を残していた。