今季中に国内FA権を取得した広島大竹寛投手(30)が12日、FA権を行使することを発表した。

 広島市内のマツダスタジアムで、申請の手続きを行った。「FA権を行使します。他球団の話を聞いてみたいと思いました。野球をする上での環境で聞いてみたい。野球選手として優勝したい気持ちはあります」と語った。獲得に乗り出す全球団との交渉を行う構えで、広島残留の可能性も残した。14日に公示され、15日から他球団との交渉が解禁となる。