西武の新外国人、グレッグ・レイノルズ投手(28=レッズ)とマイケル・ボウデン投手(27=カブス)が宮崎・南郷での春季キャンプ第4クール2日目の16日、そろってフリー打撃に初登板した。

 打者3人を相手に36球を投げ、安打性の打球ゼロに抑えたレイノルズは、「球種も(打者に)伝えていたし、結果は気にしていない。自分のピッチングが出来るかだけに集中していたよ。日本の打者をしっかり勉強して、シーズンに備えたい」と気を引き締めた。

 ボウデンは、直球にスライダー、カーブ、スプリットを交え、37球で安打性4本。「体の調子はすごくいいけど、今日はコントロールがよくなかった」と反省を口にした。

 2人の投球を見守った伊原春樹監督(65)は、「そこそこ順調にきているんじゃないかと思う。2人ともコントロールの点で暴れないんじゃないかな」と話した。