難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症からの復活を目指すソフトバンク大隣憲司投手(29)が20日、今季3度目の実戦マウンドに上がった。

 3軍の練習試合(雁の巣)で、社会人の熊本ゴールデンラークス相手に3番手で登板。昨年の手術後では最長となる4回を投げ、6安打2失点。最速は137キロだった。「結果は気にしていない。思ったような球が増えてきた。1回ずつ投げるたびに良くなっている。全体的にコントロールがまだまだ。課題を1個ずつクリアしていきたい」。着実に階段を上がっているようだ。