<ロッテ3-1オリックス>◇23日◇QVCマリン

 ロッテ古谷拓哉投手(32)が快調な立ち上がりを見せた。1回を3者連続三振で切り抜けると4回2死、糸井に中前打を打たれるまで無安打投球を続けた。

 昨年、あと1人でノーヒットノーランという快投を演じたオリックスが相手だけに、一瞬、快記録を期待させた。川崎憲次郎投手コーチ(43)も「いつも以上にゆったり投げることができているんじゃないかな。それによって間がしっかりできているから打者も打ちづらくなっていると思う。ストライク先行でテンポ良く、自分のペースで投げることができているよ」と分析した。