<ヤクルト6-0広島>◇7日◇神宮

 何が起きたの?

 神宮球場に、異様な沈黙が生まれた。

 6回2死一塁で、広島菊池が右方向に飛球を打ち上げた。フェンス際でヤクルト右翼手の雄平外野手(29)がジャンプしたが捕球できず、打球は“何か”に弾んでスタンドインし、本塁打と判定された。

 すると、雄平がほおに当たったとアピール。審判団が映像で確認すると、打球は「フェンス直撃→雄平直撃→スタンドイン」と、ピンボール式に弾んでいたことが判明し二塁打に。珍しいプレーに、どよめきが起こった。