西武の先発投手陣が19日、所沢市の西武ドームで調整を行った。

 20日の交流戦初戦の巨人戦に先発する牧田和久投手(29)は「一昨年、巨人戦で投げて途中までいい投球ができていたけど、無死満塁で長野に投手強襲の安打を打たれてからつかまった」と苦い思い出を披露。

 新加入のキューバ代表セペダについては「直接対戦したことはないけど、スイングが強い。甘いところに投げたらやられる」と警戒していた。

 また、21日の2戦目に先発予定の菊池雄星投手(22)は球場のマウンドを使い約50球投げ込んだ。中9日の先発になり「ブルペンは2日に1回のペースで入った。しっかりと調整できたので試合が楽しみ」と仕上がりに自信をのぞかせた。