<広島3-4ヤクルト>◇5日◇マツダスタジアム

 広島の野村謙二郎監督(47)は9回に勝ち越しを許し、今季初黒星を喫した抑えのミコライオのことは責めなかった。「投手は打たれることもある。ミスをした方が負けるということ」と、そこに至るまでのミスの多さを嘆いた。

 1点を追う7回は無死一、二塁で菊池が送りバントを失敗。8回の守りでは、今村が「外せ」の指示にもかかわらず、代打飯原に一ゴロを打たれて失点した。指揮官は「サインプレーでベンチからの意図が伝わっていない」と終始、険しい表情だった。