<ヤクルト2-1巨人>◇20日◇神宮

 巨人がヤクルトの先発ナーブソンを打ち崩せず、競り負けた。大きく曲がるカーブ、チェンジアップ、微妙に手元で動く直球に的が絞れず大苦戦。

 8回に片岡がチーム初安打を放ち、長野の適時打で1点を返したが、反撃が遅かった。

 原辰徳監督(56)は「いい投球をされた。狙い球を絞りづらかった。1点では勝てない、ということ」と悔しさをにじませた。