<広島2-1阪神>◇23日◇マツダスタジアム

 阪神マット・マートン外野手(32)が暴言で退場となった。

 1回2死一、二塁。2ストライクからの3球目、広島先発大瀬良の投じた外角高めの際どいコースをストライク判定され、見逃し三振とコールされた。

 マートンは、バットを放り投げて、飯塚球審に詰め寄った。ベンチから和田監督、関川コーチら関係者が飛び出し、マートンをなだめに入ったが、怒りはおさまらない様子。

 退場を宣告された後も、激しく球審に詰め寄ろうとしたが、和田監督らに抑えられた。

 マートンの退場は、2013年9月14日のヤクルト戦(神宮)で本塁上のクロスプレーの際、ヤクルト相川と乱闘騒ぎとなり、暴力行為で退場処分となって以来、自身3度目。