<日本ハム8-5西武>◇23日◇札幌ドーム

 日本ハムが両軍合わせて5本塁打が飛び交う空中戦を制した。1点を追う初回は陽岱鋼の17号3ランとミランダの12号2ランで5点を奪って逆転。2点差に迫られていた7回は大谷の中前適時打で突き放し、逃げ切った。

 再び貯金1とした栗山英樹監督(53)は「先に先頭打者(本塁打)を打たれて嫌な感じもあったけど、(1回裏に先頭で二塁打の西川)遥輝も大きかったし(陽)岱鋼も大きかった」と1回の攻撃を振り返ったが、投手陣は前夜に続いて西武中村に2本塁打を浴びた。「やられっぱなしで、次にいってはいけない」と苦言を呈した。