<広島1-2中日>◇11日◇マツダスタジアム

 57試合目の登板となった中日ドラフト2位の又吉克樹投手(23=四国IL・香川)が、大ピンチを断った。

 出番は1点リードの7回1死満塁の場面。気合十分の投球で、代打松山と梵をいずれも144キロの真っすぐで連続三振に斬った。

 梵を仕留めた際に振り下ろした右拳のガッツポーズは、勢いがつき過ぎて転びそうになるほどだった。ただし又吉は「あれだけの場面だったし、(感情を)コントロールできなかった。そこまで気持ちを出すのはダメだと思います。反省して次につなげたい」と猛省。

 だが、森ヘッドコーチが退場になる猛抗議で中断もあった8回も無失点に抑え、福谷に0のバトンをつないだ姿はあっぱれだ。5分を超える中断の間は、「荒木さんが『こういう時こそ丁寧にやれよ』と声をかけてくださった。チームが勝てばいいです」と、どこまでも謙虚なルーキーだ。