楽天は16日、ザック・ラッツ内野手(28)が成田空港から帰国したと発表した。7月21日の西武戦で右手親指に死球を受けて、骨折。

 2軍で治療と調整を行っていたが、復帰戦となった4日のイースタン・リーグDeNA戦(横須賀)の第1打席で親指付近の靱帯(じんたい)も痛めた。状態が改善せず、本人の強い希望もあり、米国で診察を受けることとなった。診断結果によって、手術を含め今後の治療法を決めていく。

 安部井チーム統括本部長は「シーズンも終盤で今季の復帰は無理でしょう。今後の方向性などは未定です」と来季の契約は未定と話した。