<ヤクルト0-5阪神>◇17日◇神宮

 ヤクルトのドラフト1位ルーキー杉浦稔大投手(22)が、2敗目を喫した。2月に右肘内側側副靱帯(じんたい)を断裂して出遅れ2試合目の先発だったが、5回0/3で3失点。6回は無死満塁としたところで降板した。

 「ていねいに行きすぎた。大胆な気持ちで行けたらよかった。能見さんから大量得点は難しいのに先に点を取られてしまい、ゲーム展開が後手に回ってしまった」と反省した。

 小川監督は「悪い中でも5回3失点。いいときと悪い時を経験できたのだから、これを来年に生かすことが大切。次もチャンスはあるんじゃないかな」と話した。