<楽天2-1ロッテ>◇17日◇コボスタ宮城

 楽天が2連勝で、今季のロッテ戦勝ち越しを決めた。

 先発した塩見が7回7安打1失点で7勝目を挙げた。3回に伊志嶺に先制を許す中前打を打たれたが、追加点を与えなかった。

 打線は5回、岡島が同点打、銀次が勝ち越し打を放ち、2得点で逆転した。

 星野仙一監督(67)のコメント。

 「(塩見は)結果的には1点に抑えたけどね。いつもは6回か、そこらでおかしくなる。今日は球数(102球)が少なかった。本当はもう1イニングいって欲しかったけど、1点差だったしね。攻める姿勢はあったけど、中途半端に高い球を投げて打たれているのが課題。もう少し低めに投げたら、2ケタ勝てるけどね」

 「(銀次は)1回にフルベースで併殺はダメ。あそこで3点は取っておかないと。(2安打の島内は)ここのところおかしいよ。ヒット、ヒット、ヒット。今までのあいつじゃないな(笑い)。いい感じで振れている。芯に当たっているね。(3四球のジョーンズは)四球もいいんだけど、もっと振って欲しい。1つのストライクをつかまえてくれれば。4番がチャンスメーカーじゃダメ。まあ、四球じゃ文句は言えないんだけど」