巨人の新人テストが21日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた。投手33人、捕手2人、内野手18人、外野手20人の計73人が受験。50メートル走、遠投などを計測し、最終審査には投手3人、内野手1人、外野手2人の計6人が残った。視察した原沢敦球団代表兼GMは、「何人か興味ある人がいる」と話した。

 川相昌弘ヘッドコーチ(49)の次男で今春まで母校の桜美林大でコーチを務めた拓也氏(23)も内野手としてテストを受験し、最終審査に残った。フリー打撃では、両打ちを披露し、右打席で左翼への柵越えをマーク。山下哲治スカウト部長は「プレーはお父さんによく似ている」と話した。