ヤクルト飯原誉士外野手(31)が18日、都内の球団事務所で契約交渉に臨み、500万円アップの年俸3650万円でサインした。

 今季は96試合に出場し、打率3割6厘をマーク。「(球団からは)1年間1軍にいて、最初は代打でしたが、途中からスタメンとして、最終的に(打率)3割を評価していただきました」とスッキリした表情をみせた。

 10年目を迎える来季の目標には「もう1回開幕スタメンを目指したい。全てにおいて心を入れ替えてやろうと思う」とレギュラー奪取を掲げた。

 今オフは体のキレを戻すため節酒中。好きな酒の量を減らし、週に3日は“休肝日”にするなど体調管理に努めている。シーズン終盤からは〆のラーメンも断っており、「バッティングは戻ってきたな、と思うけど守備、走塁はキレが衰えるとだいぶ違う。レギュラーにはそこが大事になるので、打つだけじゃなくしっかりやっていきたい」。現在17%程度という体脂肪減にむけ、「12~13(%)くらいまで落として、10(%)くらいまで頑張っていけたら」と、気合を入れていた。(金額は推定)