巨人は26日、年内の球団業務を終了した。

 白石興二郎オーナー(68)が職員を前にあいさつした。内容は以下の通り。

 フロント職員のみなさん、今年1年間、本当にご苦労さまでした。2014年12月26日、まさに今日、読売巨人軍は球団創設80年を迎えました。

 この節目の年、セ・リーグ3連覇を達成することができました。観客動員においても2年連続で300万人を超えました。職員が創意工夫を重ね、現場とともに戦ってきた努力のたまものにほかなりません。

 残念ながらクライマックスシリーズファイナルステージで4連敗を喫し、日本シリーズ出場はできませんでした。来年はぜひ、セリーグ4連覇、そしてクライマックスシリーズも勝ち進んで、日本一奪回を果たしたいと思います。

 巨人軍は監督・コーチ・選手、フロント、新聞社の3者が一体となって、栄誉ある伝統と名声を築き上げてきました。これからも決しておごることなく、球界の盟主としての座を確たるものにするために、努力と精進を続けなければなりません。

 今日から創設81年目へ歩み始めます。来る90周年、100周年に向け、皆さんの努力が必要です。ともに手を携えて、常勝巨人軍を構築していこうではありませんか。