ソフトバンク大隣憲司投手(30)が17日、沖縄県うるま市内で自主トレを公開した。

 同じ左腕の飯田優也投手(24)、育成選手の張本優大捕手(24)と合同で行っている。この日は体幹強化のトレーニングやキャッチボールなどで汗を流した。昨年は国指定の難病、黄色靱帯(じんたい)骨化症を克服し、シーズンで3勝を挙げ、CSや日本シリーズでも活躍した。「今年に入ってからは、病気からの復活という言葉は自分の中でなくす。開幕からローテーションに入るのは最低限の目標。順調にメニューをこなせている」。昨年までは制限をかけながら調整したが、今季は練習量を増やし、先発陣の柱として働く決意だ。