阪神は3日、浜中治2軍打撃コーチ(36)が急性膵炎(すいえん)のため、高知県内の病院に入院したと発表した。

 1日から2軍安芸キャンプで指導していたが、2日の練習後に腹痛を訴えて検査を受診。そのまま緊急入院した。古屋英夫2軍監督(59)は「昨日の練習中からおなかを押さえて我慢している感じだった。病院へ行った方がいいと言ったところだったんだけど…。1日、2日で帰って来れるものではないと思う」と長期離脱も覚悟。

 浜中コーチからは「みなさんにご心配とご迷惑をかけし、選手にも申し訳ないですとお伝えください」とのメールが届いたという。復帰時期などは未定。同2軍監督は「コーチ1年目の責任感も強く、選手に頑張れと言いながら自分がリタイアするのは辛いと思う」と無念の胸中を思いやった。