ソフトバンクのベテラン松中信彦内野手(41)が今季初の実戦となった紅白戦で3打数2安打と存在感を示した。

 ファンから打席に入るたびにひときわ大きな拍手を浴びただけに「結果も出たし、元気な姿を見せられて良かった」とほっとした表情だった。

 1打席目は追い込まれながら緩い変化球を中前にはじき返し、3打席目には「(凡退した)前の打席は受け身になった」とバットの角度を微調整して左前へ運んだ。

 キャンプではすり足の打撃フォームを固めつつあり「(バットを)振り込んでオープン戦、開幕へやっていく」と徐々にペースを上げる。