<東京6大学野球:法大2-1慶大>◇第3週最終日◇26日◇神宮

 法大に先勝していた慶大が連敗で勝ち点を落とし、春秋連覇へ雲行きが怪しくなってきた。守護神の福谷浩司投手(3年=愛知・横須賀)が、リーグ戦では昨秋の早慶戦以来となる先発で6回8安打11奪三振2失点。エース左腕、竹内大助(3年=中京大中京)とのリレーで2失点にとどめたが、打線が福谷の適時打による1点のみだった。江藤省三監督(69)は「これから福谷は先発で使うつもり。投手じゃなくて、打てなかった方が悪い」と話した。