<東都大学野球1、2部入れ替え戦:拓大4-3中大>◇初日◇12日◇神宮

 名門中大には2部転落の大ピンチとなった。先発した島袋洋奨投手(1年=興南)が7回1死まで踏ん張ったが、失策をきっかけに反撃を許し、延長13回の末にサヨナラ負け。島袋は「状態は悪くなかった。この状態を明日、明後日につなげたい」と話した。08年秋の復帰以来7季連続して1部を守ってきた高橋善正監督(67)は「こういう試合は、ミスをした方が負け。結局は弱いということ。まあ、明日です」。淡々と振り返っていた。