<神宮大会:愛知学院大2-1創価大>◇4日目◇26日◇大学の部準決勝◇神宮

 愛知学院大(北陸・東海3連盟)がタイブレークの末に創価大(関東5連盟)を下し、20年ぶりの決勝進出を決めた。1点を追う10回1死満塁で1番浜内優弥外野手(3年=西日本短大付)がサヨナラの左翼線適時打。「投手に抱っこにおんぶのチームだから、神宮では野手が助けたかった」と笑った。

 リーグ戦では打率1割台に落ち込む不調ぶりだったが、奮起して1日1000回振り込んだ成果が出た。「バットを長く持って遠心力で打つやり方から、短くコンパクトに振るように変えたんです」という握り改善も功を奏し、今大会は全3試合で殊勲打を放っている。明大(東京6大学)との決勝に「あたって砕けろの気持ちでぶつかっていきたい」と話した。