<東都大学野球:中大5-1東洋大>◇第1週最終日◇3日◇神宮

 中大のエース左腕、島袋洋奨(ようすけ)投手(2年=興南)が中1日で先発、7回を投げ毎回11三振を奪い、今季2勝目を挙げた。この日の最速は146キロと、延長15回21三振を奪った1日の1回戦より球速は劣ったが「必要以上に力を入れることなく、バランス良く投げられた」と直球に加えツーシームを有効に使い東洋大打線を手玉に取った。5回に1発を浴びるもそれ以外は二塁を踏ませず被安打4。点差もあり、92球でマウンドを降りた。

 今季から指揮を執る秋田秀幸監督(56)にも初勝ち点をプレゼント。同監督は「よく打ったし、よく投げてくれた。島袋も7回まで良く投げてくれた。最高のゲームです」とエースの快投と14安打を放った打線をたたえた。