<日米大学野球選手権:日本4-0米国>◇第2戦◇7日◇松山・坊っちゃんスタジアム

 米国は日本の継投の前に5安打無得点と完封負けを喫した。

 先発のブランドン・フィナガン投手(2年=テキサスクリスチャン大)は高校卒業時に大リーグのレンジャーズから45巡目指名を受けた左腕。微妙に変化する最速152キロの直球とチェンジアップ、スライダーを交えて7回途中まで4安打5奪三振で無失点の好投したが、味方の援護がなかった。

 試合後は「日本は強い。日本は1回のピンチに点を取られず、米国は好機を生かせなかった」と冷静に敗因を分析した。ヤンキースのスビリック国内調査担当(35)は「彼の球はナスティー(微妙に変化する)」と高評価を与えていた。