<都市対抗野球:ヤマハ1-0TDK>◇19日◇2回戦◇東京ドーム

 TDKの豊田は7回2死までヤマハに一人の走者も許さず抑え込んだが、初安打をきっかけに決勝点を奪われた。好投が報われず「完全試合は意識しなかった。勝てたら100点だったが、負けたので50点」と悔しさをにじませた。

 7回に三遊間を破られると、次打者の飛球を左翼手が見失って適時三塁打に。降板した8回途中までに許した安打は、この2本だけだった。川本監督は「予想以上によく投げてくれた。勝ちを付けさせてあげたかった」と申し訳なさそうに話した。