<全日本大学選手権:創価大3-2九産大>◇13日◇準々決勝◇神宮

 創価大(東京新大学)が、09年以来5年ぶりの4強進出を決めた。

 最速154キロ右腕の田中正義投手(2年=創価)は、6回から登板。2死から3連打で1点を失うなど、9回に152キロはマークしたが、苦しい投球だった。

 田中は「まさか6回からあるとは思わなくて、準備ができてなかった。整理ができないままでした。メンタルが大きい」と悔やんだ。

 それでも9回2死三塁のピンチは三振で切り抜け、雄たけびを上げた。「ホッとしました。勝てて良かった」と安堵(あんど)した。