<阪神大学野球:大体大5-4大産大>◇第8週2日目◇19日◇舞洲

 大体大が、勝ち点を挙げた方が優勝の大産大との直接対決に連勝し、3季連続35度目の優勝を飾った。

 1回に田村強内野手(3年=玉野)の先制打などで2点を挙げて優位に立ち、1点差に迫られた9回のピンチは前日完封のエース酒居知史(4年=龍谷大平安)を投入して逃げきった。大学生活最後のリーグ戦を胴上げ投手で締めくくった酒居は「今日うれしかったのは勝てたこと。この先に関西地区大学選手権も明治神宮大会も控えているので、そのことを考えています」と感慨よりも、11月の全国の大舞台を見据えた。