<楽天2-5阪神>◇4日◇Kスタ宮城
岡田阪神がノムさんへやり返した。予想外の完敗から一夜明け、強い勝ち方で1勝1敗のタイ。4番が打ってJFKで締める内容に岡田監督は「普通のうちのペースやから」と表情を崩すことなく勝利を当然のように受け止めた。
前日3日には今季初の2ケタ失点で敗れた。岡田監督は「すごいね、楽天。うちがこんなに点を取られるんやから」と皮肉めいたセリフで球場を後にした。その夜は宿舎の食堂で深夜2時近くまでコーチ陣とテーブルを囲んで、楽天対策を練った。
試合前には楽天ベンチでこんなやりとりがあった。前夜の岡田監督の言動から「楽天のサイン盗みを疑っているのでは」と解釈した記者が、野村監督へ質問していた。野村監督の表情は一変し、「そんな時代遅れなことせんよ。のぞきをしたら永久追放だろ?
そこまでして、やるわけないだろ。自分が“前科”があるからそう思うんだろうな」と反応。さらに前日に下柳-矢野のバッテリーを攻略したことには「オレが3年(阪神に)いて分かっていないんだな。頭で野球をやっているのがな。矢野の配球の傾向なんて、いやってほど分かっている」と頭脳戦での勝利を力説していた。
こんな試合前の“口撃”場外バトルがあっての快勝だけに、岡田監督は「昨日言っていた通り。それだけよ。秘策は言えんけど」と不敵に笑った。そして野村監督の「(楽天は)頭で野球をやっている」コメントを伝え聞くと、「それでええんちゃう」と吐き捨てバスに乗り込んだ。新遺恨勃発(ぼっぱつ)の様相。次回の対戦は17、18日の甲子園となる。



