<広島2-12オリックス>◇6日◇尾道

 オリックスが今季最多の12得点で爆勝した。主役はローズだ。初回、3連続四球で無死満塁の舞台をいただくと、カウント2-0からカットボールを右前へ先制適時打。6回には右中間へ14号2ランと、止まらない。8回の5打席目にも中前適時打と計5打点で、4番の迫力を見せつけた。前4戦で12打数1安打と低迷していた。この日の猛打賞でも「まだ1試合だけ。これを続けていかないと」と浮かれた様子はなかった。大石監督代行は「タフィー(ローズ)の1回と本塁打」とたたえる。いてまえ打線の中心は、オリックスでもローズだ。