<ロッテ10-6阪神>◇14日◇千葉マリン
痛い敗戦だ。先発アッチソンが今季最多の9失点。早々と大量点差をつけられ、チームは今季3度目、約1カ月ぶりとなる2連敗を喫した。敗戦でも交流戦首位は変わらない。だがロッテ戦2敗目で交流戦の完全Vが消え、大目標だった“全球団勝ち越し”もなくなった。
アッチソンが今季最短となる3回途中で降板。ネット裏からマウンドに向かって吹く千葉マリン特有の風に適応できなかった。「きょうは自分のピッチングが悪かった。それしかない。次に向けて頑張るしかない」。マイナー時代にも、悪条件の中での試合を経験しているがふがいない結果に終わった。
持ち味とする絶妙のコントロールが影を潜めた。初回、西岡、福浦に四球を与え、3連打を浴びた。さらに下位打線のオーティズに犠飛、ベニーにも左越え本塁打を打たれ、いきなり6失点。51球を要する打者一巡の猛攻に、為す術がなかった。2回以降も立ち直れなかった。サブローにタイムリーを打たれ、3回にはオーティズに被弾。3度続けて先頭打者を打ち取ることができず、KOされた。
アッチソンは右ひじ痛からの復帰後、3試合続けて勝ち星がなく、4敗目。今後も結果が伴わなければ、2軍降格の可能性も出てきた。もううかうかはしていられない。先発ローテを守ってきた助っ人が、一転ピンチに立たされた。



