失意のリハビリ生活を続ける日本ハム中田翔内野手(19)に「全員カウンセラー制」が導入されることになった。左手有鉤骨鉤(ゆうこうこつこう)骨折の骨片除去手術を受け、別メニュー調整中。21日のイースタン・リーグのヤクルト戦(鎌ケ谷)でもボールボーイなど雑用の毎日で、たまる一方のストレス軽減の対策が必要と判断した。
球団では精神的な乱れが見られた場合に、周囲が積極的に中田へ助言し、相談を聞くようにするなどの対応を関係各所へ指示。周囲が「全員カウンセラー制」のような態勢を敷く。中田は気づかずにいた怠慢な態度などを骨折発覚を機に自認し、落ち込んでいる日々が続いている。
球団関係者は「みんなでそういう(ケアする)部分はやっていこうということです」と説明する。この日、中田は屋外練習を解禁したが、記念撮影などのファンサービス中も表情は暗いまま。報道陣の複数の質問にも「そうですね」などと繰り返すだけで、いつもの雄弁さは鳴りを潜めていた。早速、知ってか知らずか、相手先発だった同期新人の由規が「早く治してガンガン打ってほしい」とエール。怪物再生へ向け、“内面”にも細心の注意を払っていく。




