横浜鈴木尚外野手(36)が3日、現役続行の岐路に立たされた。この日の中日戦前、球団幹部と会談。進退について話し合った。村上チーム運営部門統括は「経過は一切、話せません。戦力外通告?

 行っていません」と話し、結論は持ち越された。ただ、ある球団幹部は「球団の方針は固まっている」と明言。来季の戦力構想から外れたとみられる。鈴木尚は、この日の9回に代打で登場。吉見から2号ソロを放った。試合後「来年も横浜のユニホームを着てやりたい。1度も気持ちは折れていない」と現役続行へ意欲を示した。横浜以外でプレーする意思はないという。

 また、石井琢朗内野手(38)の今季限りの退団が決定的となった。前日2日、球団から来季の戦力構想外を伝えられた。石井琢も現役続行の意思は固い。球団幹部は「本人が現役を続けたいということ。(移籍方法の)結論は出ていない」と話し、今後、自由契約やトレードなど本人の意思を尊重した移籍方法を探る。