阪神は今週中に、FA権保有者と残留交渉を持つ。今季FA権利を取得した福原忍投手(31)と再取得した野口寿浩捕手(37)に対し、沼沢正二球団本部長が直接交渉して意思を確認する。福原はここまでに来季の残留を決意し、球団側にも意思を伝えた。だが権利行使の有無は「話し合いたい」として、交渉で条件提示を受けてから判断する。一方、野口は「行使するかどうかも含めて白紙」とし、今週中の初交渉まで熟考する構えを崩していない。球団側はFA宣言しての残留も認めており、期限内の回答を求めていく。