西武ドームに「ワクワクシート」ができる。来季からエースナンバー18を背負う涌井秀章投手(22)が、年間シート10席程度を購入することが29日、分かった。

 知人関係者や子どもたちを招待するなど、幅広い活用を検討している。1席約25万円の内野席シーズンチケットで、合計250万円相当。契約更改では、3500万円アップの推定1億2000万円でサイン。晴れて1億円プレーヤーの仲間入りを果たしたが「もっとたくさんの人に、球場に見に来てほしい」という思いを強めた。今年のクライマックスシリーズ(CS)、日本シリーズと好ゲームが続いたにもかかわらず、空席が目立つ西武ドームにさびしさを感じていた。球団関係者には「招待席を増やして、少しでもファンが球場に足を運ぶ機会をつくりたい」と、10席分のシート確保を要請した。

 エースの自覚あふれる若き22歳を、球団も「チームの顔」として売り出し中だ。オフは日本一効果もあって、10本以上のテレビに出演するなど大忙し。正月の名物番組「新春かくし芸大会(1月1日放送=フジ系)の審査員としても生出演が決まっている。来季からレッドソックス松坂のつけた背番号18を背負うエースとして、全国的な知名度アップも欠かせない。ファンにドキドキ、ワクワク感を与えるのも、エースの使命。生観戦でしか味わえない野球の醍醐味(だいごみ)を「ワクワク(涌涌?)シート」からダイレクトに伝えていく。【柴田猛夫】

 [2008年12月30日8時24分

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