岡田“アドバイザー”頼みまっせ!
阪神坂井信也オーナー(60=電鉄本社社長)は29日、今季限りで辞任した岡田彰布前監督(50)と最近会談して現在のチームへの助言を受けていたことを明かした。前監督には今後もOBとして相談を持ちかける考えで、真弓体制を支えるアドバイザー的な存在と位置づけている。
誰よりもチームをよく知るOBに坂井オーナーが頼った。歴史的な逆転V逸で10月に辞任した岡田前監督と、12月に入ってから会談していたことを明かした。前監督からアドバイスをもらい、真弓新監督の下で来季へのスタートを切っている新チームをサポートする狙いだった。
「この間、岡田さんに会って話を聞いたんです。何と言っても今のチームを一番よくご存じのOBですし、今後もお話を伺うことになると思います」
今季限りでユニホームを脱いだ岡田監督だが、成績不振で任を解かれたわけではない。球団、本社とも良好な関係を保っての円満退団。約2カ月が過ぎ、新チームも動きだしたところで坂井オーナーから声をかけた。
「特段のポストは用意していない。いってみれば1OBですが、いつでもお話を聞きますよ」と坂井オーナーはすっかり岡田前監督を“アドバイザー”として認定。有力なブレーンの1人に数えた。
来季に向けては真弓監督や首脳陣と年明け1月6日に「新年会」を開いて情報交換をする。現在のチームに足りないもの、不安要素をあぶり出して、必要があれば補強などの手を打つ構えだ。“幹事”を務める坂井オーナーが、予備知識とばかりに岡田前監督の意見を聞いた。
「真弓監督の考えとそうブレはなかった。(現有戦力を)『あんまりいらわない(いじらない)方がいい』というお考えでした。今年は阪神だけじゃなくどのチームも目立った補強はしていない。ではどうするかといえば育成になる」
今オフは外国人野手のケビン・メンチ(30=ブルージェイズ)を獲得したのが目立つくらいで、はでな補強はしていない。だが、真弓監督がそうであるように、岡田前監督も「若手が成長すれば戦える」という見解だったようだ。【町田達彦】
[2008年12月30日13時13分
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