一躍人気者となったミッキーくん。しかし失敗もありました。2005年4月17日の広島-横浜戦で初エラー?

 以下はそのようすを伝えた4月18日付日刊スポーツ。

 日本プロ野球界を代表する人気者となった広島のボール犬ミッキーくん(オス8歳=ゴールデンレトリバー)が17日、広島市民球場での広島―横浜3回戦で公式戦2度目の“登板”を果たした。ボールを渡し損ねる“初エラー”を記録したが、何をやってもかわいいスター犬にはいっそう温かい拍手が送られた。

 この日も持病の花粉症対策で目薬を注入。「フランダースの犬」のテーマ曲に乗って、ミッキーくんが最初に登場したのは3回裏終了後。おなじみの赤いよだれかけ姿で、ボール3球入りのかごをくわえ「行け!」の合図で上本球審のもとへと走ったはずが…。お届け先は約2メートル横にいた捕手・倉。苦笑いを浮かべる倉と上本球審をよそに、ボールを渡さずに戻ってしまった。

 すぐにもう1度チャレンジしたが、またも倉の方向へ走り出し「戻れ!」の指示でUターン。上本球審と倉が近づく気づかいで、ようやく3回目に成功した。「ミッキーのミスじゃなく僕の立ち位置のミス。両軍ベンチからも『お前のせいだ』と責められました」と試合後、上本球審は“主役”をかばって苦笑い。5回裏終了後の2度目のお仕事はきっちりとこなして見せた。

 今回は広島に勝利こそ届けられなかったが、注目度は全国的に上昇中。広島球団にはCM出演の依頼も届いている。次回登場予定の5月21日広島-楽天戦(広島)では、広島のユニホームを着用予定。より愛らしさを増して、ボールパークに夢を運んでくれそうだ。

 〇…この日はK-1ファイター角田信朗(44)が始球式を行った。今年のアジアGP王者・崔洪万(チェ・ホンマン=24・韓国)と登場し、肩をもまれてマウンドへ。少し高めに抜けたものの、ノーバウンド投球を見せた。「リングに上がる時のような神聖な気持ちになった。もう少し低めに抑えたかったけどね」。ボール犬ミッキーくんについては「かわいいですね」と強面の顔が崩れっぱなしだった。

 ◆広島・倉

 僕のところへ来た時はビックリしたけど、犬好きだからうれしかったですよ。2度目(5回裏終了後)も僕の方へ来そうだったので、慌てて上本球審の後ろに隠れました。

 ◆ミッキーくんの訓練士・上野智美さん(ウエノドッグスクール)

 違う人のところへ行くことは、練習を始めた最初のころにはありました。でも、ミッキーにしては珍しいです。ボールを届けるという目的は理解しているので、また課題として練習します。

 [2009年4月15日9時18分

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