<西武2-3ロッテ>◇25日◇西武ドーム

 ロッテ成瀬善久投手(23)が6回 1/3 を2失点に抑え、復活の今季初勝利を挙げた。07年に16勝1敗で最優秀防御率のタイトルを獲得した左腕も、昨年は8勝6敗と不本意なシーズンだった。復活をかけた今春キャンプでは、左足内転筋を痛め出遅れるなど開幕に間に合わなかった。

 苦難続きだったが、今季2度目の登板でようやく本来の姿を取り戻した。「前回よりストレートを低めに集めることができた。西武には昨年やられているイメージがあったので勝てたことは大きい」と納得の表情だった。

 急激な体重増加でフォームのバランスが崩れ、生命線の制球に狂いが生じたことが不調の原因だった。今年はオフからバナナダイエットで7キロ減量に成功。現在も毎日体重を測定しベスト84キロを維持している。前日24日には横浜高の1年後輩の西武涌井が毎回の全員奪三振の快投を演じた。成瀬は「あまり意識しなかった」と平静を装ったが、価値ある1勝で先輩の面目を保った。

 [2009年4月26日8時42分

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