<楽天2-12巨人>◇22日◇Kスタ宮城
巨大戦力にはお手上げ…。楽天野村克也監督(73)が、セ・リーグ最強打線に12点を奪われ「巨人シーフ(thief)にはかないません」と、白旗を上げた。シーフは日本語で「泥棒、盗賊」の意味。年々、大幅な戦力補強を行う巨人に完敗し「日本語では露骨過ぎるから」と言いつつ、強烈な“毒”を放った。
あっという間に勝負を決められた。先発永井はKスタ宮城では今季最多の3被弾を浴び、4回途中までに6失点しKO。当日まで長谷部に同じ調整を命じるかく乱作戦に出たが、結果は裏目に出た。「巨人に言わせりゃ、なめんじゃねえって感じだろ。左打者が主力だから、同じ打たれるにしても長谷部の方がマシだったな」と悔やんだ。2番手以降の投手も打ち込まれ、早々と勝負あり。「金の力でねじ伏せられるのは腹立つよな。いつの時代も金持ちにはかなわん」とボヤキ続けた。締めには「(巨人に全敗でも)4つしか負けないから大丈夫」とボソリ。“全敗宣言”で報道陣を笑わすなど、会見は最初から最後まで野村節全開だった。【小松正明】
[2009年5月23日8時45分
紙面から]ソーシャルブックマーク



