右手首尺骨を骨折し戦列を離れたソフトバンク松田宣浩内野手(26)が、レギュラーシーズンでの復帰を誓った。24日、西戸崎室内練習場で練習を再開。患部の右手首に固定器具をつけて姿を見せると、同箇所には負担がかからないエアロバイクや下半身のトレーニングなどをこなした。固定器具を外してのリハビリなども行い、約2時間汗を流すと「2度目の骨折ですが、今回も必ず(シーズン中に)戻りますので」と言い切った。

 松田は18日のロッテ11回戦(千葉マリン)で死球を受けて右手首を骨折。20日に福岡市内の病院で手術を行い、全治4~5週間の診断を受けた。実戦復帰には2カ月かかるとされている。順調に回復しても9月下旬からの実戦復帰となる計算だが、松田は「早く戻るために手術をしましたから」ときっぱり。あくまでも、目指すのはクライマックスシリーズ出場のみではなく、レギュラーシーズン中の復帰だ。

 今後、右手首の回復が進み次第、左手のみでノック捕球やバットを使った練習も取り入れる予定となっている。

 [2009年7月25日10時39分

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