<中日2-9阪神>◇6日◇ナゴヤドーム

 打線の大量援護にも助けられ、阪神先発久保康友投手(29)が今季6勝目を手にした。序盤の2回までに、味方打線が8得点と爆発。初回の攻撃だけで24分も時間を要するなど、先発投手としてはリズムをつかみにくい立ち上がりとなったが「得点は意識しないで投げました。とにかく0-0のつもりで投げた」と投球同様、心理面もうまくコントロールした。

 7回まで6安打を許しながら、要所を締めて無失点。2試合連続完封も見え始めた8回1死満塁で、ブランコに2点適時打を許したが、後続をきっちりと料理した。この回限りでマウンドを降り、6月16日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)から続ける自身の連勝を5に更新。「あれだけ点をもらったのに、カウント3ボールが多かった。もっとどんどん行かないとね」と手綱を緩めることはなかった。

 この日の登板は、自身29回目の誕生日と重なった。初回に打席が回って来たため、先発投手としては珍しく打席の中で左翼席に陣取る阪神ファンからハッピーバースデーの大合唱を受けたが「(集中していて)聞こえませんでした」。92年湯舟以来となる球団17年ぶりの2試合連続完封も逃したとあって「(誕生日を)もっといい形で迎えられればよかった」と苦笑いを浮かべていた。

 [2009年8月7日13時22分

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