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マー君1年間フル参戦へ米で勉強

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09年5月1日付本誌最終版
09年5月1日付本誌最終版

 楽天田中将大投手(21)が8日、アリゾナのジムでオーバーホールを行うために小山伸一郎投手(31)永井怜投手(25)らと渡米した。約1週間の日程で、米国の最新コンディショニング理論を勉強する。今季は15勝6敗の好成績をマークしたが、4月末には右肩の張りで出場選手登録を抹消された。プロ4年目の来季へ向け、シーズンを通して投げ続けられる方法論を米国で身につける。

 田中が進化するヒントを探すべく、米国へ旅立った。球団から小山、永井と3投手にだけ、米国研修のプレゼントが与えられた。行く先はソフトバンク小久保、斉藤和、ドジャーズ黒田らが門をたたいた有名ジムだ。期間は約1週間と、十分な時間とは言えないが、コンディショニングの世界でも有名なジムの空気に触れることは、将来の糧にもなるはず。

 成田空港で田中は「そういう施設で、(オーバーホールを)きちっとやるのは初めて。新しいトレーニングをやることで、意識が変わるかもしれない。環境が違うので、いいものがあれば、取り入れていきたい」と新しい刺激を歓迎し、向学心をにじませた。

 目指すのは「無事これ名馬」だ。初めてクライマックスシリーズ進出を果たした今季の登板回数189イニング2/3は、キャリア最多だ。西武涌井の211イニングより少ないが、涌井、ソフトバンク杉内に次ぐリーグ3番目だ。田中は「200イニングを投げることができれば、それはそれでいいことだと思う。でも、200イニングを投げて、翌年活躍できないケースもある。200イニングよりも、ローテーションを守ることが大事」と言う。200イニングを目標と公言するよりも、毎年チームに貢献し続けることが自身の役割と自覚している。

 今季は右肩痛のため4月30日に登録抹消することもあった。シーズン終盤には疲労の蓄積も大きくなり、球団のコンディショニングスタッフは、無事にシーズンが終わることを祈るように見守ってきた。完走こそがチームのため。若き大黒柱は、皆勤に向けた方法論を探すことをテーマに、米国へ向かった。

 空港の売店では女性店員にマー君と気付かれ「(旅行は)遊びですか?」と質問された。田中はニッコリとほほ笑んで「仕事です」と答えた。4年目の戦いは、もう始まっている。【金子航】

 [2009年11月9日8時16分 紙面から]


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田中将大

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