阪神新井貴浩内野手(32)が、宮本仕様の新グラブでエラー撲滅を目指す。4日、大阪市内で「ミズノ

 アドバイザリープロスタッフ会議」に出席。同じ三塁で今季ゴールデングラブ賞を獲得(通算7度受賞)したヤクルト宮本からアドバイスを受けて、グラブのウェブ(編み目)を変えた特注品を発注した。2年ぶりの2ケタ失策を記録した今季からの巻き返しへ、打球の吸収力を強化した新グラブを装備する。

 阪神新井貴浩内野手(32)が、宮本仕様の新グラブでエラー撲滅を目指す。4日、大阪市内で「ミズノ

 アドバイザリープロスタッフ会議」に出席。同じ三塁で今季ゴールデングラブ賞を獲得(通算7度受賞)したヤクルト宮本からアドバイスを受けて、グラブのウェブ(編み目)を変えた特注品を発注した。

 「(三塁は)当たりが強いから、打球をはじいたりしないようにウェブを変更した」。新井はこれまで編み目が大きな十字(クロス)になったグラブを使用。それをヤクルト宮本と同じ細かい編み目のタータン(格子柄)に変更する。宮本から「いいよ」と勧められたのがきっかけで、この日の会議でも守備の達人と顔を合わせ、最終決断に至った。今季は2年ぶりとなる屈辱の年間10失策を記録。来季はエラーを減らすために、新兵器を味方にして完全復活を目指す。

 [2009年12月5日11時19分

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