山口シェフがグルメタウン横浜に新名物をプロデュース?

 その名も「どすこいサンド」。来季の先発ローテ入りが期待される横浜山口俊投手(22)が、本気で売り出しを狙っている。

 実家がちゃんこ料理店ということもあり、意外にも料理上手。11月から都内で1人暮らしを始めたが、自炊もする。「手間のかからないものが中心」と言うが、野菜いためや秘伝のちゃんこを器用につくる。十八番はサンドイッチ。売り出し中の相撲キャラには不似合いな洋風メニューだが「トーストに目玉焼きとたぷっりの野菜を挟みます。いけます」と独身男性としては本格的で、商品化をもくろむのも分かる。

 このオフは今まで以上に栄養管理に気を使う。「89キロを自主トレの間に92キロぐらいまで増やす」と先発転向に備え、肉体改造に取り組んでいるからだ。世間はご当地グルメブームだが「どすこいサンド」の実現は何より来季の成績次第。守護神から転向し、目標の開幕ローテ入りを果たして打者をバッタバッタと料理すれば、球団営業も黙っていない。

 [2009年12月24日8時21分

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