日本ハムの選手関係施設各所に「ダルビッシュライブラリー」が設置される。2軍合宿所の千葉・鎌ケ谷などを中心に、ダルビッシュ有投手(23)のプレーを録画したDVDを置き、誰もが気軽に再生できるようにするプランが浮上した。若手投手が手本としてプレーを見やすい環境をつくり、投手陣全体のレベルアップにつなげる。

 エース養成の「HOW

 TO

 映像」が用意される。若手選手が日常生活を送る2軍合宿所の千葉・鎌ケ谷や、球場ロッカー室、トレーニング室などに、ダルビッシュのプレーを集めたDVDコーナーが設置される。球団関係者は「ダルビッシュは(他の投手にとって)参考になる。(身近に)映像があればおもしろいと思う。投球だけじゃなくて、クイックモーションの仕方だとか、細かいところも見てほしい」と話した。

 「生きた教本」を有効活用する。今季も15勝を挙げ4年連続2ケタ勝利、3年連続防御率1点台と、いまや球界を代表するエースのダルビッシュ。その一挙手一投足を、若手投手陣らに提供し、手本にしてもらおうという計画だ。

 シーズン中、球団スタッフは選手のプレーを映像に収録し、DVDにまとめて各選手に手渡すなどしている。情報社会といわれる現代においても、当然ダルビッシュのプレー映像は日本ハム球団が一番多く抱えており、内容も充実。吉井2軍投手コーチは「ダルくらいの投手なら活躍して当たり前と思われるかもしれないけど、裏では必ず努力している。(若手には)見習ってほしい」と話し、マスクをかぶる鶴岡も「体の使い方、特に下半身を見てほしい」とライブラリー設置に太鼓判を押した。

 来季から加入する41歳木田が「教えるというより、僕がお手本にしたい」と話すように、年齢やチームにかかわらず助言を求められることも多いダルビッシュ。そのすべてを簡単に見られる環境が整えば、チーム全体の底上げにつながる。大黒柱の存在は、数字以上に大きな戦力だ。

 [2009年12月28日9時17分

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