ソフトバンク球団が、主力選手の流出阻止に向け、FA権買い取りを含めた複数年など大型契約導入を検討している。今季、川崎宗則内野手(28)と和田毅投手(28)が、順調に行けば国内FA権を取得。来季には杉内俊哉投手(29)も国内FA権取得が可能になる。そこで球団首脳は「複数年は当然検討している。川崎、和田、杉内らはチームの柱である選手」と本格的な残留交渉へ、着々と準備を進めていることを明かした。FA権を事実上、買い取る形も模索しており、契約年数は3~5年が検討されているとみられる。

 [2010年1月1日7時0分

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